柿原徹也 3rd Live Tour「AtoZ」in なんばHatch

もはやレポではなく、完全に感想。書いてる途中で中途半端に覚えてるものを無理やり入れ込んでも意味がないように思えてきたので、自分の記憶と結合させたら補完できるようなメモ代わりとなるように書きました。MCはほぼ書いてません。それでももし読まれる方がいらっしゃるのだとしたら、こんな感想もあるんだなーくらいの感じで受け止めていただけると幸いです。
■浮かれていたんだよっていう証明から
今回のAtoZネイル。

シンプルにしたけど、1か所だけ遊んでみた。拡大写真がこちら。

そう!「AtoZ」のロゴマーク描いてもらった!!可愛いいいいいい!!!!!もう超お気に入りで、毎日眺めては(今もですけど)ニヤニヤしています。ちっちゃく「3rd Live」とか「T」とか「K」とか書いてあるんだよ☆ちなみに親指を撮り忘れたけど、白フレンチにオレンジラメのグラデーションを下方向に入れて、夕日が沈む海っぽくした。オレンジ色はどうしても入れたかった。で、左には「A」、右に「Z」のアルファベットが貼ってありました。今回ロゴマークホント可愛い。
なんばHatchは8角形だからハッチなんだって教えてもらった
初めて行ったけど、ここの会場って地下から行けるのか!雨に濡れたり、寒いところに立ってたりしなくて良いなんて便利だね!って思っていたら、外に並ばされる罠。世の中そんなに甘くなかった。場内はどちらかというと横長な作りだったので、私の好きなタイプのライブ会場でした。
ライブ前はかっきーちゃんによる注意事項のアナウンス。両日とも禁止事項にツッコミを入れておりましたが、2日目はお客さんの良く揃ったお返事に対し
柿「どこまでその返事が続くかな〜?」
みたいな事を言ってたのがとても可愛かったです。ステージは見えないように、白幕で覆われてありました。
そうそう、始まる前にイヤリングを落としてしまいしゃがみこんで探していたら、近くのお嬢さんたちも探すのを手伝ってくれて無事見つけることができました。可愛いお嬢さんどうもありがとう。薄暗くてキンブレを照らしながら探したんですけど、これにより白色は暗闇でとても役に立つことを学びました。のぶぴこちゃんがKiramuneにいてよかった!!!横浜での儀式楽しみにしてる!!!超楽しかった!!!(2/2現在)
ライブハウスでは何番が当たってもあんまり前には行きたくないため*1、1日目とか割と早い番号当たったんですけど、中央寄り・後段・左ブロック最前列(要するにPA卓通路はさんで真横)にしておきました。2日目は中央寄り・後段・右ブロック照明卓裏。めったに見ることができない照明さんのお仕事を見つつステージが見られたので、結構面白かった。いつも通り、レポ内の左右は客席側視点、MC的なものは全てニュアンス。
Kiramune Presents 柿原徹也 3rd Live Tour 「AtoZ」in なんばHatch 2015/1/16(土)・2015/1/17(日)
会場が暗くなり、陰った白幕にドラムのリズムと同じビートでいくつものライトが幕を照らす。
♪A〜to〜Z!A〜to〜Z!とサッカーのサポーターソング*2のような歌と、どんどんテンションが上がっていくインストが鳴り終わり、始まりの1曲目。
1:咲いちゃいな
イントロが終わった後、白い幕には木を彷彿させるようなシルエットが映し出され、そこにピンク色のライトが重なる。幕の中に白いトレンチコートを着たかっきーちゃんが透けて見えているだけのまま、まるで桜の木の下で歌っているような演出で曲がスタート。歌が終わるまで幕は開くことがなく、ずっと桜の木の先で歌ってる姿をうっすらと感じたまま、ただただぼーっと聴けて幻想的だった。この演出好きでした。
ビートの早いデジタルサウンドなインストから、綺麗なピアノの旋律への転換という、インパクト十分なライブスタート。今思うと、この曲からスタートしたことがすでに、今回私が感じた「歌で魅せる」ライブのイントロダクションみたいなものだったのかなぁと感じている*3。ちなみに白トレンチはこの1曲だけ。
2:レッスンAtoB
幕が上がり*4、ギャラクシー柄のTシャツに黒パンツで、呪文のようなラップを唱えながら始まる「レッスンAtoB」。最初この曲を聴いた時、インパクトよりも何よりも、1曲でこれだけ色んな声の、色んな歌い方のかっきーちゃんが詰まっていたのに感激していた。一応これでも『声優』柿原徹也のファンであって、自分の好きな声の人がこんだけ曲中に色々使い分けて歌ってくれるって何それ超至福じゃない!?曲もすんごい可愛いし!!できればヒーロー的必殺技ボイスとか入ってるとよりヤバかったですけど!そんなワガママは言わないぞ!声カタログじゃないもんな、AB型の曲だもんな(笑)。
めずらしく柿原さんがちょけた*5 *6映像を作っておりまして、
柿「こーいうのは、ほら、担当がいるから」
とか言っておきながら、映像内でその担当様のコスプレのコスプレを披露していた。あれ「まつり」の北島●郎さんじゃないよね!?浪川大●郎さんだよね!?あとナースとか、七三分けのメガネリーマン*7とか、歌詞中に出てくる偉人のコスプレをして、踊ったり、変顔したり、顔に「変態」のテロップがかかったり、弾幕が流れたりしました。女装がな…そんな違和感無くてな…いや、いいんだけど(笑)。個人的には「♪違う違う〜」のところで鈴木●之さんコスだったのが面白かったです。あれは絶対狙ってる。それと諸葛●明が酷かったw。毛むくじゃら過ぎて笑ったwwモラン*8思い出したwww気に入ったwww。最後はマリリン・●ンロー(ナースだっけ?)でバックからのダブルバイセップス決めて終了。途中、豚とゴリラの写真が出てきましたけど、豚は9割がA型で、ゴリラはB型しかいないんだっけ。
両日ともに「♪知らないうち〜に集まっちゃう」の歌い方が淡泊だったわりに、「♪AかなBか〜」の強弱が強くて割とツボった。早口で捲し立てる「♪ほんともーなんかごめん!!〜」のところはアドリブで色々言っていたけど忘れちゃったw(※一応全部名前は伏せ字にさせていただきました。)
3:愛がモットー
ステージ上の全員が楽しそうに演奏したり歌ったりしてたのが印象に残った。かっきーちゃんも嬉しそうにしてたんだけど、みっちゃんかな?みっちゃんが歌いながらベース弾いてたり、まこっちゃんも楽しそうにギター弾いてたりして、とにかく全体的に可愛かった。結構このお二方、歌いながら弾いてるよね。見てて嬉しい。
流田Projectさんの作るかっきーちゃん楽曲って「楽しい」とか「可愛い」とか「明るい」とか、シンプルで、誰でもわかりやすいポジティブなものが詰まっているように感じるので、弾いていても歌っていても楽しいんだろうな。ぴったり歌いこなしてるかっきーちゃんを見ているのは元気になるから、見ていても楽しい。
4:Hands up
いつの間にか完璧にC&Rが成立していた。(舞浜・福岡公演は除くとして)1st、2ndの時ってこんなにキレイに揃ってなかった印象だったので。バックの映像で「Go!」「More!」「Freedom!」って画面に出ててわかりやすかったからかな(前回もやってたらごめん)。こういう盛り上がる曲は、ファンと一体になってこそまた改めて完成系になったりするんだろうなって思った。
<MC>
5:ocean flying
弦楽器隊がカッコいいという新たな楽しみを発見しました!!!イントロ時はまこっちゃんの速弾き→Aメロ部はむっちゃんの速弾き→「♪幕開〜け〜」時は再びまこっちゃんの速弾き…というのが続いたあと、Bメロ部でみっちゃんのベースが唸るの!!で、サビは3人が合わさってガチ弾きしていて、あれは本当かっこよかった。めっちゃかっこよくて、かっきーちゃんほぼ見てなくて大変申し訳ない!!!でも、この曲ってバンドにもちゃんとそれぞれに見せ場があって、目でも楽しい曲なんだなということに気付けて良かった。
6:Supernova
今回のセットリストで面白いなぁと思ったところが、この流れで「Supernova」を入れてくるところでした。
1曲目「咲いちゃいな」で始まったのも意表を突かれて良かったセトリの一つだったのだけど、この曲の後に来るのが「Border Rain」だったので、「ocean flying」だけ割と浮いてたように感じました。多分、ocean〜→Border〜→Supernovaだったら気に留めなかったんだろうな。
浮いてたのが悪いわけではなく、この結構なぶった切り感がちょっと面白かった。やっぱり自分のイメージと違うものを持ってこられると「おっ!?」ってなるから楽しい。もしや、ベースかっこいい楽曲つながりなのかしら。スパノバのみっちゃんかっこいいなぁと思った記憶あるし。Cメロのベースとか結構お気に入りだったりする。C→サビのベースのギャップとか好きだよ。
7:Border Rain
みっちゃん作楽曲。かっきーちゃんがみっちゃんの傍まで行って、2人でアイコンタクトしながら楽しそうに歌っていた。
言わずもがな、これはベースかっこいい楽曲ですよね。ベースの音域が広いから、ベース音だけに注目してもメロディが綺麗だし、弾き方も遊んでてかっこいい。前も書いた気がするんだが、私ロック調の曲そんな得意じゃないのに*9、この曲は珍しく最初からドンピシャで好きだった。
みっちゃんと歌ってるかっきーちゃんが楽しそうで、その気持ちが歌に乗っかってたのが伝わった気がして、ライブとしても印象に残った1曲でした。
8:DEAR MY GIRL
この曲もメロディはのんびりした感じの曲調だけどベースは割と激しいよね、ってことでこのセクションは私の中で勝手にベース曲ゾーンとして認識されました。ROOT∞REXXの楽曲が2曲とも入ってたのも結構意外だなと思ってたのだけど、今調べたらこれキャラ名義の曲じゃないんだね。ホント疎くてごめん…。楽曲自体はちゃんと持ってるので許して(笑)。
<MC&イメージムービー>
9:僕さ
CDの話から。入りのかっきーちゃんの歌声が楽曲の雰囲気よりすごく明るく聴こえて、最初出だしを聴いた時ちょっと笑ってしまった。入りの伴奏はセンチメンタルな感じなのにw、と。そしたらBメロでの突如のトーンダウンからのサビを切ない感じで歌いあげていて、まんまとやられました。そこからのCメロ。あれはずるい。特に「♪近くて遠い 抗い」のとこが、メロとしても流れとしても歌い方としても最高すぎて実はちょっと泣いた。Cメロ開けの、最低限の音だけ*10になるアレンジも、そういう重要な部分でのかっきーちゃんの歌いあげ方も、そこから盛り上がっていって最後に希望が見えそうな歌い方も、うっすらと入るラストのコーラスも全部全部好きです…ってあれ、CDの感想書かないんじゃなかったの私。もっと語れますけどやめておく。
で、本当怒られるの覚悟で書きますけど、私が好きな「♪近くて遠い〜」の地声+裏声のミックスボイスのとこ、失敗すると思ってた(ホントごめん!!!)。そしたら2日間とも良くて…最終的に泣いた…。自分にびっくりしたw。ライブでは入りもCDほど明るくなく、全体的に落ち着いていたんだけど、それが余計に情感こもってた感じがして、とにかく良かったです。元々好きだけど、ライブでより良さに気付けて余計好きになった。なんかそういう楽曲どんどん増えていくわけで、やっぱりそれをもっともっと感じたいと思う事もライブに行く原動力になっている気がする。
10:運命の引力
今回、歌の声量が増したように感じていたのだけど、それが顕著だったように思ったのがこの曲でした。というか、今回ミディアム楽曲がすごく良かったなと思っている。パンフレットでもKoheiさんに言われてたからじゃないよw!舞浜まで買いに行ったからライブ見る前に先にパンフだけ読んだけども!w。なんかね、ライブが終わった時点でのセットリストの印象が「ミディアムチューンの曲が多かった」だったんですけど、思い返してみれば全然そんなことないよね。ということは、多分私的に相当印象に残ったんだろうなと思った。何が良かったと言われても正直よくわからず、ただ真剣に聴いていたというか、真剣に聴かざるを得なかったっていう方が正しい気がする。
「運命の引力」って、そういえば強い曲なんですよね。歌詞的には切ないこと言ってんですけど、「強さ」を感じる曲だったっけなと思いだした。だからこの曲を歌ってるかっきーちゃんが好きなんだった。
11:Brightness
「運命の引力」からの「Brightness」、未来に光が射している感じがして、曲順好きです。CDの時から「Brightness」の立ち位置みたいものが気に入っていて、特に「Border Rain」と「Brightness」で対になっているように感じた。雨と晴、黒*11と白、みたいな。イントロでサーッって一瞬音が通り抜けていくところがあると思うのだけど、あれが雨上がりみたいに感じて、余計対になっているように感じてしまうのかもしれません。そんな事務所の先輩後輩コンビが並んで弾いてるのも可愛いかった。
で、これむっちゃん楽曲なのに、ギターが割とさりげないところとか性格出てるんじゃないかと思ってしまうw。でも、ちゃんとギターソロがあって、かっきーちゃんがむっちゃんのところまでお迎えに行って、センターでカッコよく決めていたので、周りのヲタクたちはみんなほほえましい目でむっちゃんを見守っていたw。
これ、1番最初にCD録音したらしいのだけど、歌いやすかったのかな?本当MCろくに覚えてなくてごめん。すごく無理なく(他の曲だって別に無理してると思ったことはないけど)、自然体で歌っていた感じがして良かったです。みっちゃん楽曲もむっちゃん楽曲も、両方とももちろんかっきーちゃんが一人で歌ってるわけなんですけど、なんだか作曲者と2人で歌ってたような印象。その曲の時だけユニットみたいに見えていた。それがうれしかった。
12:Othello
なんか、単純に、かっこよくなったなぁ…と思いました。私基本「可愛い♡」って思いながら見てる人なので、ライブ行く度「…なんか…かっこいい」って思う瞬間が増えてきて、うれしいような寂しいような…いや、可愛いけどな!こういうテイストの曲は好きなので、どんどんやってほしいなぁと思います。この曲歌う前に暗転した中かがんで生着替えしてたんですけど、柿原さんにナポレオンジャケット着られると、妙にときめくことも一応書いておこうかな…(笑)。
13:HONEY BUNNY
14:Eternal Screaming
2曲を続けて聴いた時思ったけど、入りのメロ似てるね(ハニバニは主旋律が、エタスクはギターソロが)。曲構成もなんか似てる気がする…って思ったら両方ともまこっちゃん楽曲だった。♪運命なんて捻じ曲げろ!の歌い方が力強くて好きだった。あと、ラストの音伸ばす箇所の伸びも良くて、ここでも声量増したなぁって思いました。
15:monogram
これといい「World in bloom」といい、まこっちゃんは最近かっきーちゃんにEDMっぽいものを歌わせたいのかしら(笑)*12。レーザー飛んでたのってこの曲だったよね?ステージ正面2か所から緑色のレーザーがまっすぐ放射状に延びて、自分の頭上をかすめてるような感覚。これも今まで体験したことない感じだった。レーザー楽曲はほかにも何曲かあったはずだけど、今回私が思う一番のレーザー楽曲は意外な曲でした。今回色々意外性があって面白かった。
16:オレンジ
すごく漠然と書かせてもらうと、私この曲好きなんだなぁと実感したっていうのが一番の感想だったように思う。いや、好きだっていうのは理解してたんですけど。そういえば、1日目のアウトロのアレンジが若干違うように聞こえた。間違っても指摘したいわけではなく、あのVer.も結構好きだったのでちゃんと感想として書いておきたいくらいには印象に残ったから…って違ってなかったらどうしよう(笑えない)。
で、これ聴いてた時にちょっと自分に面白い現象が起こったっぽいです。
■余談:オレンジの効能
ステージの照明も、客席のキンブレも色を変えて、オレンジ色に染まった会場の中で真摯に歌うかっきーちゃんの姿が今でも思い出せるというのに、歌の感想が一向に思い出せず、すごく良かったなぁっていう漠然とした感想以外出てこなくてちょっと凹んでいた。なんでだろう…と脳裏の映像を頼りに最初から思い返してみた時に気づいたんですよね、ああ、私歌ってたなと。一緒に口ずさんでたから感想とか出てこなかったんだな、と。小さい頃に聞いて思い出に残ってる曲って、気づくと口ずさんでいることってあると思うけど、感覚的にそういう時に近かった気がする。
「Orange」のテーマが《childhood》*13というのは色んなところでたくさん語られていて、このCDを聴いて幼少期を振り返ってもらえるようなものにしたかったと何度も言っていたのも知っていた。私は別に今回の「オレンジ」を聴いて何かを思い出したわけでもなんでもなかったんだけど、ただ、これを歌ってるかっきーちゃんに「懐かしさ」みたいなものを感じた。サビが聴こえてきたら、自分の口からふわっとメロディがこぼれる感じがすごく心地よかった。感覚的なところで幼少期を思い出せていたのかもしれないなって思ったら、ああ、ちゃんと伝えたいこと伝わってきたんだなと、受け取れてよかったなと思った。そういえば初めてティーザー映像を見終わった後、しばらく頭にメロが残っていて、歌詞までは覚えてないけどなんとなく気づくと口ずさんでたとかいうことがあったっけか。良い曲だよね。好きだよ、これ。本当に。
17:飛行機雲
CDだけ聴いていた時はそんなにひっかからなかった曲。かっきーちゃん本人やまこっちゃんが好きだって言っているのを見て、男の人ってこう曲好きだよな〜とか思ってたくらいの印象だったんですけど、今回のライブに行ってからというもの脅威の急上昇を遂げ、あっという間に上位の回転率を誇る曲となっています。ただ何が起こってこんなに気に入ってしまったのかはよくわかってない。あの雰囲気だったり、みんなで一緒に歌ったりしたことももちろん影響は大きいと思うのだけど、やっぱりかっきーちゃんの歌が本当良かったんだと思う。
これが本編ラストの曲。客席からの「AtoZ」のコールで再びステージがスタート。
En1:またあした
1stライブ以来のアコースティックな時間でアンコールの幕開け。1stの時は、アコースティックだっていうのにあんなに元気に歌っていたかっきーちゃんが、あたたかい優しい歌声で歌っていた。私は始終ぼーっと聴いていた気がする。そしてこれも口ずさんでた。ぼーっと聴けるって幸せなことだと実感した。
En2:ダンディギ
En3:Cheers!!
ラストの盛り上がり曲2連発。1日目より2日目の方がはっちゃけてたかっきーちゃん、右往左往したあと、自分用に用意してもらったドラムスティック(1本だけっていうのが子供のイタズラ対策のようで可愛い)を持って、いっきゅうさんのシンバルをガンガンたたいていた。子供か(笑)。可愛かったけど。シンバルとか素手で触っちゃうらしいので、この対応。手の油がついちゃうからダメですよ。錆びちゃうからね。いっきゅうさんとこで遊んでる間は、みっちゃんがたっきーの隣でアイコンタクトしながらベースを弾いていました。チームワーク感出てる!!って思った(笑)。
En4:Call my name(最終日のみ)
今回の一番のレーザー楽曲はまさかの「Call my name」でした。というのも、「monogram」の時に書いたけど、今までわかりやすい「レーザー」状のものしか出てなかったのに、この曲の時だけはレーザーがオーロラになった。すごくすごく綺麗だった。
頭上に広がるオーロラのようなレーザー見上げて思わず声が出た。ステージの映像も、星空や星座がずっと映しだされていて、曲中でキラキラと鳴るウィンドチャイム*14が聞こえるたび流れ星が流れた。それでステージには幸せそうに歌うかっきーちゃんがいて、嬉しそうに楽器を弾くメンバー達がいて、あの時だけ違う空間にいた気がした。何かプレゼントを貰った気分になった。楽しい時間の最後がこんなに最高に幸せで、大阪に来て本当に良かったなぁって心から思った。デートのラストタイムとして完璧でした。
■余談:ちょっとだけMC
せっかくなのでざっくりと覚えているMCを書くと、せっかく頂いた誕生日プレゼントをタクシーのトランクに全部忘れたあげく、取りに行った時にたまたま出くわしたドライバーさんたちの点呼にツッコミを入れ、荷物の運び出しを総出で手伝ってもらった話とか、一番お世話になっているであろう敏腕マネージャー永田さんに自宅の場所も教えず寝坊した上、永田さんの叡智によってなんとかピンチを免れたくせに、察しが良すぎて余計なツッコミを入れたらしこたま怒られ、その様を見ていたタクシー運転手さんに「Good Luck!」って言われて慰められた話とか、事前注意の禁止事項で「過度なアップスタイル…俺は好きだけど♡」とか言ってみたり、「またあした」でギターをためし弾きしてるまこっちゃんに向かって「ギターってずるいよね!エロいし!」とか言ってみたりetc.大丈夫全然引いてない想定内想定内(それもどうなんだ)。
でも、そんなどうしようもない面(酷)も見せつつ、
柿「緑なんてこれっぽっちも好きじゃなかったのに、今は一番大好きな色になりました。」
柿「みんなが俺に緑を好きにさせてくれたんだよ。」
とちょっとだけ遠まわしな愛情表現をしてみたり、かと思えば、もう一つの大切な色であるオレンジ色についてのMCでは
柿「Kiramuneを一人で背負うには大きすぎるけど、みんなの想いなら背負えるから。」
とストレートにファンの想いに答えていました。
あとは「アルバムが出来上がるまではやっぱり不安になる事もあって…」とさらっと流すように言ったこの言葉が印象に残った。いつも人前では前向きで、自信に溢れている感じでいるように見える*15からこそ、たまにこぼしたりしているのを見ると、ああやっぱ不安だったりするんだなと思う。多分そういうのはあんまり言いたくないんだろうなと勝手に思っているから、これに限らず言いたくないことは別に言わなくていいんですけどね。当然色々考えてる人だろうなので、思うところとかもきっとあるんだろうけど、ただ本当、好きなことやればいいよって常に思っています。楽しそうにしてるのを見られれば、みんなそれで嬉しいと思うし。少なくとも私は嬉しい。
それと、個人的には「初めて来た人ー!」みたいな質問で手が上がってたり、男の人の声がたくさん聞こえたりすると無駄にテンションが上がる。これからもたくさん初めての人が増えるといいな。色々な意見あるとは思いますけど、2番目3番目にかっきーちゃんが好きな人が見に来たとしても、そのままファンを捕まえてしまおうぜ!と思っているタイプなものでw。掴めるかどうかはかっきーちゃんの手腕次第ですけど〜(笑)、でも私はそれくらいの腕は持っていると思っているよ。だから好きなんだもの。
■余談:総括
なんだか自分の歌の聞き方みたいなものを考えさせられた感じがする。もちろんライブをこうやって思い返してみた時にそう感じたということです。別に今までもいろいろ考えて聴いていたわけではないし、終わってみて、思い出してみて、ああこうだったのかな、ああだったのかなって手さぐりな状態で毎回感想やらレポやら書いてたんですけど、今回面白いくらい漠然とした感想しか書けなかった。それが「良くなかった」とか「何も感じなかった」とかだったら問題なんだけど、そうじゃなくて、良かったからこそ何も書けないみたいな事もあるんだなと実感した。さっきも書いたけど、ぼーっと聴けるって幸せなことなんだね。それって曲に身を任せているってことだと思うから。「またあした」の感想とか超短いけど、なんかうまく書けないんですよ。でも終わったあと「ああ良かったな…。もう一回聞きたいな…」って思ったの。その感想がすべてなんだと思う。
ただ今回は自分のコンディションも関係しているとは思う。もうこれ完全に自分用レポだから書いとくけど、2日目の体調不良が半端なくて、ぶっちゃけ曲聞いてる時はなんとか立てるんだけど、MCが始まると具合が悪くなるっていうのを中盤まで繰り返していた(当たり前ですけど、MCつまんなかったとかじゃないから!)。それでも、かっきーちゃんの歌聴いてたら不思議とどんどん体調が回復していったからなー。だからこそ、歌の力すごいなぁって実感したところもある。聴いてると、ちょっと楽になっていくんですよ。最後の方なんて結構元気になっちゃったから、自分自身に笑ってしまった。大分前のエントリでも「かっきーちゃんの歌声はどの曲を聞いても感情が歌声に乗ってる」って書いたことあったんですけど、今回はすごく声量が増したなぁと感じていたのもあって、こっちに届くプラスのオーラみたいなものも増えていた気がした。ヒーリング療法みたいだねw。この体調だったからこそ感じられたことかもしれないので(無理やりプラス思考w)、これはこれで良かったとちょっと思えるようにはなりました。でも次はちゃんと体調万全で行くから大丈夫。
今回、一切踊らなかった*16のは、5年間歌手としてやってきた自分の「歌」をちゃんと聴かせてくれようとしたのかな。他の公演で踊ってたり、踊らなかった理由話してたりしてたらごめんなさい、でも私は勝手にそう思った。もしそうなら、私は自分の身を以て感じることができたのかなと思う。これが正解であれ不正解であれ、私にとっては「歌で魅せられた」と実感できたライブだったからこそ、この勝手な感想に割と満足しています。
ということで、次はついにAnniversaryライブです。何やるのかもちろん全く知らないですけど、今回のAtoZライブとメリハリがつくような感じになるんじゃないのかなーなんて思ったりしている。けど、毎回裏切られるからね!良い意味で!「デートは毎回違うものでしょ?」らしいし!楽しみにしています。
以上、私にしては急ピッチで書いたライブ感想メモでした。

*1:背高いから邪魔になるだろうし、熱気で体調崩すの目に見えてる

*2:に似てるように感じた

*3:考えすぎだってわかってるから大丈夫

*4:降りて?ぼーっとしてたからいつの間にかなくなってた

*5:本人談

*6:関西弁で「おどける」の意(ふざけるまで行かない感じかな?)

*7:UTAO風だった

*8:�・ム●ミン

*9:逆にパンクまで行くと好きなんだけど

*10:ギターとピアノ若干入ってるのかな?

*11:といっても暗いというイメージではなく、カッコいいイメージの「黒」ね

*12:EDMの線引きがイマイチわからんので「っぽい」と書いて濁してみます

*13:「幼少期」の意

*14:♪桜の舞う季節に〜の後ろとかで聞こえるキラキラした音

*15:ホントにそうなのか、見せているのかは私の分かるところではないけれど

*16:踊らなかったよね!?※基本自分の記憶に自信がない。