ドヴォルザークとは気が合う気がする


久々にクラシックコンサートに行った。一曲目は「美しき青きドナウ」。とてもよかった。本格的なクラシックコンサートというよりは、万人が楽しめるように解説を入れてくれるカジュアルコンサートだったので、所々でMCを挟んでくれた。ベテランであろうオーボエ奏者のおじさまのお話が面白く、客に飽きさせずに各楽曲の解説や、クラシックの良さ、そしてオーボエの良さを多めに(笑)語ってくれて、もうちょっと深く知りたいなぁと思えるくらいには興味を持つことができた。こういう形式のコンサートもっと世に知られればいいのになー。
今回は今まであまり興味がなかった弦楽器のイメージがガラッと変わった。四重奏で「ひばり」を演奏していたのだけど、品のある迫力というか、同じ音の出し方をする楽器だけで演奏されるというのは、その楽器の良さを十分に堪能できる奏法な気がする。確かに鳥のさえずりを表現するのは弦楽器があうな。それと、あまり意識して聴いたことがなかったオーボエも独特の味みたいのがあり、キレイな曲にも癖のある曲にも自然に溶け込みながらも存在感があるというか、非常に好きになった。なんとなく吉野さんみたいだなぁと思った。